Bookeater's Journal

洋書の読書感想文

"Book Lovers" Emily Henry

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*前髪考*

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

ということで、今年も自分のペースで地道に読んで描いて書いていきたいと思っております。

できればもっとたくさん読みたい!

反省としてはスマホに時間奪われてないか?と言うことです。気づいたらスマホ見てる…そんな時間を減らしていきたい、とスマホにディスプレイする。

矛盾だ。矛盾との共存でがんばっていきたい。

この本は図書館にありました。

2年ほど前に同じ作家の"People We Meet on Vacation"という本を読んで面白かったので借りてみました。

わわわ、ブログを書いているおかげでいつ何を読んで何を考えていたかわかるってすごい。それだけでもありがたい、書いててよかった。人気なくてもがんばろうと励まされる。わは。

眉毛を露出していないと自信を失うタイプなので(そんなタイプがあるとすればだが)、私の場合前髪はいつも短いか長くしておでこを出している。

何故そんなことを突然言い始めたかと言うと、個人的にはあまり主人公に共感できなくて、読むのに時間がかかり、「わー、面白かった」って感じじゃなかったんだけど、前髪の話だけが印象に残ったからだ。

ヒロインが妹と旅行に行って、「ブラインド・ヘアチェンジ」(私による造語)する。お互い鏡を見ないで相手の髪の毛を染めて、切る…かなり危険な遊び。

それでヒロインは前髪パッツンになる。

その後、最終的には恋人になる男子に遭遇するわけだか、この二人は以前面識があったので、彼としてはビフォーアフターを知っているということになる。

そこで二人の会話。

男: Nice haircut, by the way.

女: Straight men love bangs. They make women approachable.

男: Nothing more intimidating than a forehead.

そうなん?まじで?と思ったけど、ふざけてるのかな?それともいちゃついてるだけなのか。

いまいち空気感というか行間読めず、それが今回の敗因かもしれないと思った。

最近知り合いの人が髪を切っているのに気づき、「髪切ったんですね。」と声をかけたところ、「おでこのシワが気になったから前髪を作ったの。」という答えが返ってきた。そういう手もあるのか…。

前髪に多様な可能性があると知る。

前髪のことは、アメリカではbangs、イギリスではfringeと言うらしいですよ。bangsは比較的新しい単語だそうです。片方は複数形、もう片方は単数形?って違和感だけど、bangsをbangって言ってしまうと、違う意味の言葉に取られていまい、かなり危険なことになってしまうかもしれないので気をつけましょう。

こういう風に、アメリカ英語とイギリス英語、そして英語が使われている他の国々でも、ボキャブラリーや発音がかなり違うので、面白いですね。それに関するYouTubeとかもたくさんあります。

YouTubeも時間泥棒ではありますけど…本読めないわけだわ。

こんな話になるといつも思い出すのが「Let's call the whole thing off」というジャズの曲。イギリス人とアメリカ人のカルチャーギャップを歌ったものです。今は昔ほどじゃないだろうけど。楽しい歌なので、興味がある方は聴いてみてください。

皆さんはどんな前髪、してますか?